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   ~少数精鋭で時代を考え、あらゆる変化に主体的に行動する経営者の育成を目指して~

  寺島実郎戦略経営塾は、寺島文庫を基点に中堅企業経営者、次世代経営者の育成と相互連携を通じた日本の産業力強化を主な目的として、2011年に誕生しました。
   本塾は、①経済・産業等の在るべき姿といった思想の探求、②各経営者の経営の基軸を踏み固めるための世界観、歴史観の深化、③寺島塾長が参画する産官学各界の各種活動との連携による未来志向の問題意識の共有、④塾生の主体的な参画を通じた塾生間のシナジーの創出を実現する場として着実に進化しております。
   また、昨今では各地域における経営者育成を通じ、地方創生に向けた取り組みへも参画しております。この活動を、日本経済の現場を担う経営者の志の高いネットワークとして、大きな運動体に成長させていきたいと考えています。

 

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 全国戦略経営塾2019
  
 第1部講師 : 菅原公一氏(株式会社カネカ代表取締役会長)
 第2部講師 : 西村訓弘 氏(国立大学法人 三重大学副学長)
 第3部講師 : 寺島実郎 塾長
 2019年11月26日(火) 会場:九段ホテルグランドパレス

 

 

 

 

 

11月26日(火)全国戦略経営塾二〇一九東京大会が開催されました。今回は第9期東京戦略経営塾・第5期関東戦略経営塾塾生の他に、本年6月より開講しました「あおもり立志経営塾」第1期塾生とオブザーバー含め約100名にご参加を頂きました。

 第1部特別招聘講師として、株式会社カネカ代表取締役会長 菅原公一様にご出講いただきました。「Backcast Management-科学が開くニューフロンティア」をテーマに、今、何を考えて行動するべきか。それがbackcastingであり、経営について頭に描くべき「未来」から、「今」を考えて行動すべきだと語られました。実際の講義では、菅原様が経営における基本構造をイメージした手書きのデータをご紹介いただき、その中で、経営革新力としての健康な経営、企業とは社会に貢献出来る様になってから価値が評価され、利益が付いてくるという考えである。役に立っているかを考え続けることがSocial Valueであり、健康な会社という点では、事業でキャッシュを得て、それを新しい事業のための研究や資源に投入し活用する、生き物が新陳代謝を繰り返すようにポートフォリオの変革を実現しなければならない。それを健康経営として打ち出しているとお話しいただきました。
 また、素材メーカーとして、エネルギー、食、医療等、幅広く製品を取り扱っておられますが、その中で、食の分野から日本の食糧危機に触れられ、単純に量が不足しているということでは無く、健康という部分でも切り離せない重要な課題について日本の酪農に触れられました。まずは乳製品で非常にブランド力のあるベルギーPur Natur社と技術提携をし、北海道の酪農家と一緒に、牛乳やバター、機能性ヨーグルトなどの日本人に不足しているタンパク質を供給する事業を進められております。カネカが持つ知恵や技術によって付加価値を付ける。ご自身の故郷である北海道を拠点としたビジネスモデルについて述べられました。

 第2部講義として三重大学副学長 西村訓弘様に「地域が持つ潜在的な力について」をテーマにご講義いただきました。昨今、地方の高齢化や人口減少が進む中で、地方の消滅は行政の消滅であると勘違いをしていないか。先入観ではなく工夫をし、考え方を変える必要があると述べられました。その中で三重大学での社会連携の取り組みに触れられ、地方大学は孤立しているのでは無く、地域企業との連携が必要であり、実際に経営者に学ぶ場を提供することで、働く側の雇用を守り、地域社会を守り、ひいては自治体の政策を助けることに繋がる、これが地方大学の立ち位置であると話されました。地域イノベーションの課題として、地方の田舎だと決めつけるのではなく、その中で光るものにフォーカスを当てることで地方の成長性を感じることができます。それこそが地方創生です。地方から若返るという考え方です。人口減少や高齢化はいずれ止まります。もしかすると既に止まっている地域があるかもしれません。現在の取組として人づくりを行っています。使いこなす人を作る。日本は豊かになったが、まだ量より質の切り替えが出来ていません。これから地方がどうするべきか。地域内の環境はインフラを含め既に整っているが組み直しが出来ていない。これは式にすると「既存事業×何か」です。この掛け算が地方を良くしていきます。先入観を捨て感性を信じる。地方から発想と視点を変えると新しい展開ができると述べられました。

 

 第3部講義では寺島塾長にご登壇いただきました。平成の30年で日本はどの様に変化したのか、世界のGDPシェアの推移から、世界経済における日本の存在感、現在の世界経済の動向と日本経済の危うさについて述べられました。何となく日本はうまくいっているのではないかという危うい楽観と共に低迷や埋没を安定と思う空気に浸っている。いつのまにか世界の中で日本の埋没感が加速しているのです。戦後の復興、そして工業生産力モデルの成功体験から抜け出せず、未だに危機感がない状況から日本の進路を考える上での問題が浮き彫りにされていると述べられました。
 そして、日本の中小企業の宝である技術力でも世界で後退しているという事実として、技能五輪に見る日本の現場力が問われていると述べました。新聞などでは全く取り上げられていませんが、技術五輪国際大会で2005年・07年には金メダルで世界一の他、ほとんどの大会で三位以内に入っていた日本が、2017年(第44回大会)では第9位で金メダルはたった3個という結果でした。日本はIT革命のフェーズⅡに限らず、技術力でも世界に遅れてきているのです。技能オリンピックは産業人にとっての誇りと言っても良いものです。日本が誇る現場力が劣化しているということを認めざるを得ず非常に残念であると述べられました。
  また、日本の劣化というべき10年の間で、情報を手に入れる手段が全てネットに変わってきています。その結果として、新聞の発行部数がこの10年で800万部大きく減少しています。ネット情報は関心のある部分だけの検索エンジンであり、視界が狭く全体知に欠けてしまいます。そして中間層の貧困化から起こった「常温化社会」という人々の心理による消費意欲について取り上げ、現在の日本の社会構造の変化に触れられ講義を終えられました。

 講義終了後の懇親会では、講師の菅原様、西村先生にも引き続きご参加をいただき、東京・関東・あおもり塾生の方々と懇親を深めて頂きました。

 

 全国戦略経営塾2018
  
 第1部講師 : 似鳥昭雄 氏(株式会社ニトリホールディングス代表取締役会長兼CEO)
 第2部講師 : 前田泰宏 氏(経済産業省 中小企業庁次長)
        西村訓弘 氏(国立大学法人 三重大学副学長)
 第3部講師 : 寺島実郎 塾長
 2018年11月26日(月) 会場:九段ホテルグランドパレス

 

 

 2018年11月26日(月)、全国戦略経営塾2018(東京、関東戦略経営塾合同開催)が東京九段のグランドパレスにて開催されました。  第1部では似鳥昭雄氏(株式会社 ニトリホールディングス代表取締役会長兼CEO)にご自身の著書でもある「リーダーが育つ55の智慧」をテーマにご講義頂きました。会社を大きくする為に儲けるのでは無く、「ロマン」や「志」を持って社会に貢献する姿勢が大事であると、似鳥氏の経営者人生で培った哲学をもとに、心構えや人づくり、組織づくりの秘訣をお話し頂きました。

 第2部では前田泰宏氏(経済産業省 中小企業庁次長)にご登壇頂き、「地域における中小企業の将来的課題」をテーマに、「現在は昔の様な大企業主義ではなく、時代の変化に早く対応できる者が遅い者を追い越して行く時代である。また、日本には創業100年を超える中小企業が多く存続しているが、決して儲けだけでは無く、社会貢献が出来る企業が残っている。『SDGs』と言われているが、我々の身の回りには、老後問題、子供の教育等も含めて小さな課題が無限にある。しかし、それは大企業ではなく、小さな企業でしか小さな課題を解く事が出来ない」とお話し頂きました。

 続く、西村訓弘氏(国立大学法人 三重大学副学長)からは「三重での取組から感じるこれからの日本について」をテーマに、過去と現在の三大都市圏と地方の人口変化を比べ、少子高齢化や東京一極集中による人口移動の格差が生じる地方で、高齢者の増加ではなく、数十年後、人口減少の中で残った若者を想定した人口構成の町づくりを考えることで、地方の末端での取組が日本の将来の国力に繋がるとお話し頂きました。

 第3部では寺島塾長が登壇し、日本企業経営の変化について過去と現在の数字を対照する事で過去最高の内部留保を更新する企業が増える中で、何故、人件費や設備投資に向かわず、内部留保と株主配当が増えていくのか。また、減り続ける所得の影響で家計の消費構造にも大きな変化が起こっていることにも触れました。直近のIMF世界経済見通しについて取り上げたうえで、今後の世界及び日本経済に与える影響について、また、日本を除くアジアダイナミズムの中で「カエル跳び」と言われる中国経済の勢いと強大化に向きあう必要についても触れました。結びには、国道16号線の都市型高齢化社会を例に、参画のプラットフォームを作り、高齢化社会をマネジメントしていく問題意識の重要性と今後のジェロントロジー(高齢化社会工学)に向き合う課題について展開を論じて2018年最後の講義を締めくくりました。

 講義後の懇親会では東京、関東の塾生間で交流を深め、幅広いネットワークの構築が行われていました。

 

 全国戦略経営塾2017
  
 第1部講師 : 髙橋正巳 氏(Uber Japan 株式会社執行役員社長)
 第2部講師 : 前田泰宏 氏(経済産業省 大臣官房審議官(商務情報政策局担当))
        西村訓弘 氏(国立大学法人 三重大学副学長)
 第3部講師 : 寺島実郎 塾長
 2017年11月7日(火) 会場:九段ホテルグランドパレス

 

 2017年11月7日(火)、全国戦略経営塾2017(東京、関東、関西の各戦略経営塾合同)が東京九段のグランドパレスにて開催されました。
 第1部では髙橋正巳氏(Uber Japan 株式会社執行役員社長)に「Future of Mobility~テクノロジーによる交通の変革~」というテーマでご講義頂きました。ビッグデータを活用し飛躍するUberのこれまでの取組みと今後の展望について、交通にとどまらず、「移動と交流」を通した地域経済の活性までの見通しをお話し頂きました。
 第2部では前田泰宏氏(経済産業省 大臣官房審議官)にご登壇頂き、「ビッグデータ時代の事業モデル」をテーマに、データを抽出する際のテーマ設定の重要性、また経営的視点で現場と向き合うことの大切さについてお話し頂きました。続く西村訓弘氏(国立大学法人 三重大学副学長)からは「三重から世界を見て最近思うこと」をテーマに、中国の実態やカンボジアでの実体験を交え、地方ならではの強み、地域イノベーションについてご講義頂きました。

 第3部では寺島塾長が登壇し、冒頭にて先に行われたインダストリアルツアーや学長を務めている多摩大学のリレー講座に触れ、シルバー・デモクラシーの視点から、時代認識についての問題を投げかけ、学際的老年学としての「ジェロントロジー」や高齢化社会における心の回復力としての「レジリエンス」といったキーワードを元に、これからの100歳人生という時代に向けて、いかにして「知の再武装」をするべきかを語りました。
 次に2017年夏から秋にかけてのアメリカについて論じました。東海岸(ホワイトハウス)と西海岸(シリコンバレー)の対立構造からサンフランシスコベイエリアにおける光と影について触れ、IMFの直近の世界経済見通しについて取り上げたうえで、アジアダイナミズムならびに今後の世界及び日本経済に与える影響、さらには北朝鮮問題と核兵器廃絶に対する日本の立ち位置ついても触れました。結びには、先日の選挙結果を踏まえた見解を論じました。
 講義後の懇親会では東京、関東、関西の塾生間で交流を深め、今回も幅広いネットワークの構築が行われていました。

 

 6期寺島実郎戦略経営塾・第2期関東戦略経営塾 (4回講義 合同開催)
  
 第1部講師 : 関 志雄 氏(野村資本市場研究所 シニアフェロー)
 第2部講師 : 寺島実郎 塾長
 2017年2月28日(火) 会場:日本工業俱楽部会館

 2017228日(火)、日本工業倶楽部会館(千代田区丸の内)を会場に、東京戦略経営塾・関東戦略経営塾第4回講義が合同開催されました。

 第一部では、関 志雄氏(野村資本市場研究所 シニアフェロー)が「中国経済の新常態」をテーマに講義しました。

続く第二部で、寺島塾長は冒頭、BREXITと米国大統領選挙の話から2017年と向き合う際の重要なキーワードの一つとして「ポピュリズム」をあげ、トランプ大統領誕生の背景に格差に苦しむ白人貧困層の存在、そして彼らのご機嫌取りのような政策がもたらす大衆迎合主義と訳されるその危うさを指摘しました。

 

IMFの世界経済見通し」からBREXIT後の英国と欧州、BRICsの二極化、日本が向き合うべき「アジアダイナミズム」の重要性に触れ、日本海物流シフトの現状と圏央道がもたらす「対流」の持つ意味について語りました。加えて、BREXIT後の英国と欧州でメイ首相への視座、明らかになりつつあるトランプ政権の実像、その政策の危うさと米国の方向性について述べ、日本の立ち位置と今後の向き合い方、進む内向き日本の現実について確認すべきことで話を終えました。

 

 <第2期寺島実郎関西戦略経営塾 第3回講義
  
 第1部講師 : 溝畑宏 氏(元 観光庁長官)
 第2部講師 : 寺島実郎 塾長
 2016年6月8日(水) 会場:グランフロント大阪 ナレッジキャピタル

 6月8日(水)、グランフロント大阪ナレッジ・キャピタルにて第2期寺島実郎関西戦略経営塾の第3回講義が開催されました。冒頭、寺島塾長は「観光への視座」として、香港とシンガポールなど資源や土地に乏しく、主たる工業生産力を有さない国・地域が、サービス産業の高度化によって住民の豊かさに繋げている点を取り上げました。第一部では、溝畑宏氏(元観光庁長官)が「関西・大阪を元気に」をテーマに講義しました。

 続く第二部講義で登壇した寺島は、中央リニア新幹線と圏央道に言及し、将来は東京と名古屋が四〇分で繋がることが注目されているが、より着目すべきは中間駅インパクトであるとして、例えば神奈川県相模原市は品川と甲府にそれぞれ10分程度で結ばれることを紹介しました。これにより、二次交通体系の整備がさらに重要となること等、相模原モデルの今後を注視する必要性があると論じました。さらに、各県の中間駅が短時間で結びつき、ヒト・モノの移動と交流が活発になることは、地域の観光産業の活性化に繋がることを指摘し、講義を締めくくりました。講義後も溝畑氏と聴講された塾生との交流が見られました。

 

 <全国戦略経営塾2016 in 長崎ハウステンボス
  
 第1部講師 : 澤田秀雄 氏(ハウステンボス株式会社 社長/株式会社エイチ・アイ・エス 会長)
 第2部講師 : 寺島実郎 塾長
 2016年4月25日(月) 会場:長崎ハウステンボス・ホテルヨーロッパ

 2016年4月25日(月)、「全国戦略経営塾2016 in 長崎ハウステンボス」をハウステンボス内のホテル・ヨーロッパにて開催しました。
 第一部では、澤田秀雄氏(株式会社エイチ・アイ・エス代表取締役会長、ハウステンボス株式会社代表取締役社長)が「ハウステンボス再生から現在 そして未来発展都市へ向けて」をテーマに講義しました。続く第二部で登壇した寺島塾長は、ハウステンボスで戦略経営塾を開催する意味を講義冒頭で論じました。話題に取り上げたのは講義会場近くに展示されてあるリーフデ号のレプリカ(本誌表紙参照)でした。寺島は、関ヶ原の戦いを半年後に控えた1600年4月19日に、今の大分県臼杵に到着したリーフデ号が日本の近代史の扉を開くうえで非常に大きな意味を持っていたこと、この船で来日したウィリアム・アダムス(三浦按針)が送った一七世紀の世界史のダイナミズムを凝縮したような人生を説明しました。

 次に、寺島は、直前に控えた伊勢志摩サミットを取り上げて、G7の背後にある国際関係の力学に言及しました。また、現下に展開されているアメリカ大統領選挙を理解する視点として、「プアー・ホワイト」「ニューヨーク戦争」「世代間闘争」をキーワードに取り上げ、さらにアメリカ大統領選挙が日本に与える影響についても深く追求しました。
 最後に、最新の統計データを駆使しつつ世界と日本経済の現状を塾生と共有しました。そして、塾を通じて時代認識を深め、視界を広くとった知的基盤の上で経営や人生を切り開くという問題意識を再確認して講義を終えました。講義後の懇親会では、東京、関西、関東、そして三重の各戦略経営塾から参加した百人を超える塾生間で交流を深めました。

リーフデ号と船尾のエラスムス像(レプリカ)

 1600年、ロッテルダムを出航し、スペインやポルトガルの勢力を回避するために太平洋を横断して、大分県臼杵市に到着したオランダ船「デ・リーフデ号」。本船で来日したイギリス人ウィリアム・アダムスは、外交顧問として徳川家康に仕えました。「青い目の侍・三浦按針」として今も有名です。船尾には、欧州の知的世界に大きなインパクトを与えたエラスムスの木像が飾られています。「朝鮮伝来の秘仏」として栃木県佐野市の龍江院に置かれていましたが、1924年のバチカン世界宗教博覧会に出展されたことでようやくその存在が判明しました。リーフデ号は、17世紀の世界構造を今に伝えているのです。

◆リーフデ号船尾のエラスムス像
 (長崎ハウステンボスにて) 

 

 

 

 <全国戦略経営塾2015

  第1部講師 : 似鳥昭雄 氏 (株式会社ニトリホールディングス 代表取締役社長(当時。現会長))
 第2部講師 : 前田泰宏 氏(経済産業省 大臣官房審議官(商務情報政策局担当))
 第3部講師 : 寺島実郎 塾長
 2015年12月15日(火) 会場:九段ホテルグランドパレス


 
2015年12月15日(火)、寺島文庫主催の全国戦略経営塾(東京、関西、関東、MIEの各戦略経営塾合同)が東京九段のグランドパレスにて開催されました。

 第1部に登壇した似鳥昭雄氏((株)ニトリホールディングス 代表取締役社長(当時、現会長)は、「逆境こそ最大のチャンス」をテーマに、新規事業への投資判断、科学的管理の重要性など、自身が培ってこられた経営哲学を塾生と共有しました。
 第2部では昨年に続き前田泰宏氏(経済産業省大臣官房審議官・商務情報政策局担当)にご登壇頂き、「IoT時代における地方創生」をテーマに講義しました。前田氏は2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会プロジェクトチームも牽引されています。

 第3部は寺島塾長が登壇しました。『(英)エコノミスト』誌が予測する2016年の世界展望を冒頭に紹介した後、イスラム教とキリスト教の歴史的因果を元に現在のヨーロッパ事情を説明しました。また、中国脅威論をベースとした安保法制、世界経済の地殻変動の背景にある構造、日本経済の実態を論じ、2015年最後の講義を締め括りました。講義後の懇親会では、全国から参加した塾生が積極的にネットワークを構築していました。

 

 

 <寺島実郎関西戦略経営塾・第5回講義

  第1部講師: 寺前浄因 先生(高台寺執事/岡林院・月真院住職)
 第2部講師: 寺島実郎 塾長
 2015年11月24日(火) 会場:高台寺 月真院

 


 2015年11月24日(火)京都高台寺月真院にて、第1期寺島実郎関西戦略経営塾第5回講義を開講致しました。
京都高台寺は、京都市東山区にある臨済宗建仁寺派の寺院であり、豊臣秀吉の正室北政所(ねね)が秀吉の菩提を弔うために創建された歴史のある寺院として知られています。
 第1部講義では、かねてより寺島塾長と親交のある京都高台寺住職寺前浄因先生より、座禅における姿勢と呼吸法についてご指導頂き、寺前先生の法話を交えながら普段の生活の中でも実践できる座禅方法を塾生に体験して頂きました。
 第2部講義で寺島塾長は、日本が第一次世界大戦へと参戦した1914年からの「運命の5年間」に触れ、現在の日米関係や日中関係を考える際には歴史的な背景を認識した上で、繋がりを理解することが肝要であると論じました。また、「寺島実郎の時代認識と提言」資料集を元に、IMFの直近の世界経済見通しについて取り上げ、米国の景気回復による利上げのリスク、日本のGDP成長率の推移を説明し、今後の世界及び日本経済に与える影響について述べました。講義後の懇親会では、寺前先生にもご同席頂き、和やかな雰囲気の中で塾生間の積極的な交流が見られました。