寺島文庫

木曜, 10月 02nd

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世界認識の再構築 

17世紀オランダからの全体知


歴史の鏡を磨き、近代の本質を捉え直す

中世から近代に至る歴史潮流において「黄金時代」を築いた17世紀オランダ。
ライン川河口の低湿地帯に位置する小国は、いかにしてプロテスタントの
連邦共和国として資本主義、民主主義、科学技術という近代の支柱が胎動する
舞台となったのか。
オランダを「世界への窓」として向き合った江戸期日本を近代史の中に捉え直す、
立体世界史の試み。

《目次》
はじめに 「近代とは何か」という問いかけ

Ⅰ 近代の基点としての17世紀オランダ-その世界へのインパクト
Ⅱ 江戸期日本と世界-西欧との出会いと中国からの自立過程
Ⅲ 欧州のパラダイム・シフト-近代を考える視界の拡大
Ⅳ 中東・アジアへの視界-イスラムの世界化と帝国の興隆

おわりに 「近代の超克」への新たな視界

 

2025年9月5日発刊 岩波書店 定価2,970円 (税込)