寺島文庫

火曜, 5月 14th

Last update金, 10 5月 2024 9am

現在地: Home 寺島文庫の試み 寺島文庫の試み 未来創造型就業体験 世界の就業体験事情――アメリカ編

<ワークプレイスメント(有償型就業体験)関連情報>
 
 世界の就業体験事情―アメリカ編
 
 欧米の学生は、就業体験の機会に非常に恵まれています。例えば、アメリカの首都・ワシントンD.C.では、ホワイトハウスや国務省・国防総省等をはじめ、連邦議会、世界銀行やIMF等の国際機関、シンクタンク、国際NGOが人気です。有名紙『ワシントンポスト』は、夏季休暇中に12週間の「ニュースルーム・サマーインターンシッププログラム」を提供しており、レポーターや制作、ウェブ作成ができます。

 インターンシップには「無給」と「有給」がありますが、無給でスタートしても実績により有給に、さらに正式採用に繋がる可能性があります。したがって、人気組織・企業でインターン生となるには非常に厳しい競争を勝ち抜く必要があります。インターン経験を積んだ学生は、経験と即戦力を企業・組織にアピールして正式採用を狙います。
 就活制度の違いから一概には言えませんが、企業・組織・大学が協力して学生の就業体験を支える仕組みは、日本も積極的に見習うべきではないでしょうか。
 ワークプレイスメントは、学生が企業から報酬を受け取りながら、正社員が働く現場で業務を行う就業体験プログラムです。社会人基礎力を養い、仕事、企業、社会、そして自己の将来を考えるワークプレイスメントは、日本社会の就職の仕方を変える可能性を秘めています。


※ナジック・アイ・サポートが取り組むワークプレイスメント
 (https://www.nasic-is.co.jp/isupport/isuppo/careerSupport/temporaryWorker.html