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   ~少数精鋭で時代を考え、あらゆる変化に主体的に行動する経営者の育成を目指して~

  寺島実郎戦略経営塾は、寺島文庫を基点に中堅企業経営者、次世代経営者の育成と相互連携を通じた日本の産業力強化を主な目的として、2011年に誕生しました。
   本塾は、①経済・産業等の在るべき姿といった思想の探求、②各経営者の経営の基軸を踏み固めるための世界観、歴史観の深化、③寺島塾長が参画する産官学各界の各種活動との連携による未来志向の問題意識の共有、④塾生の主体的な参画を通じた塾生間のシナジーの創出を実現する場として着実に進化しております。
   また、昨今では各地域における経営者育成を通じ、地方創生に向けた取り組みへも参画しております。この活動を、日本経済の現場を担う経営者の志の高いネットワークとして、大きな運動体に成長させていきたいと考えています。

 

◇寺島実郎戦略経営塾へのお問合せはこちらまで


<第2期寺島実郎戦略経営塾・第5回講義>
         第1部講師: 財部 誠一 先生(経済ジャーナリスト)
     第2部講師: 寺島 実郎 塾長
         2013年5月20日(月) 会場:寺島文庫ビル

 5月20日(月)、寺島文庫ビルを会場に、第2期寺島実郎戦略経営塾第5回講義を開催しました。今回は、特別講師としてお招きした経済ジャーナリストの財部誠一氏と寺島塾長が登壇しました。
 あらゆる経営現場をフィールドワークし、多くの経営者と向き合ってこられた財部氏より、「アベノミクスの真贋~激動する経営の現場~」をテーマにご講義頂きました。予定時間を超える質疑応答も行われ、財部氏と塾生の活発な意見交換がなされました。これまでにも財部氏には、寺島塾長監修の長崎大学リレー講座や多摩大学リレー講座にもご登壇いただくなど連携を深めております。

 寺島塾長の講義は、アベノミクスの将来を楽観視できないとしてその論拠を論じることから始まりました。株価の上昇は「売り抜く資本主義」に則る外国人投資家の買い越しが主要因であり、2部上場株やベンチャ ー企業株にはその投資が向かっていないと指摘しました。現在の株高は資産家と企業業績にはプラスであるが、勤労者家計が受ける恩恵は乏しく、物価高騰や消費税増税に耐えられる所得増加は期待できない構造にあるとして、成長戦略の実体化が重要と強調しました。そして、単なる新自由主義への回帰では「格差」と「貧困」の顕在化を導くと警鐘を鳴らし、塾生との問題意識の共有を図りました。
 次に直近5月のアメリカ出張報告を述べました。アメリカの要人は、近年の日本と近隣諸国との摩擦が、アメリカの国益にも影響を及ぼすと考えていること、「日本のイスラエル化」(日本の右傾化)の先には、アメリカの占領政策や戦後秩序の否定まで至るのではないかと危惧する声があることを紹介しました。そして、日本人は矮小な「プチ・ナショナリズム症候群」に陥ることなく、より大きな愛国心の在り方を考えるべきだと提言しました。
 講義終了後は、寺島文庫ビル1階の文庫Caféみねるばの森にて寺島塾長を交えた懇親会が開催され、各経営者が抱えている経営課題を共有し和やかに終了しました。

■財部誠一氏 プロフィール
慶應義塾大学法学部卒業後、野村證券に入社。同社退社後、3年間の出版社勤務を経てフリーランスジャーナリストに。金融、経済誌に多く寄稿し、気鋭のジャーナリストとして期待される。BS日テレ「財部ビジネス研究所 」(日曜日あさ9:00~)、テレビ朝日「報道ステーション」などTVやラジオでも広く活躍中。また、政策シンクタンク「ハーベイロード・ジャパン」を主宰し、「財政均衡法」などの各種の政策提言を行っている。


<第2期寺島実郎戦略経営塾・第2回講義>
         第1部講師: 寺前浄因 先生(高台寺執事/岡林院・月真院住職)
     第2部講師: 寺島 実郎 塾長
         2012年11月27日(火) 会場:高台寺 月真院
                                      
 
2012年11月27日(火)、紅葉が見ごろの秋の京都にて本塾第2期第2回講義が開催されました。今回は、豊臣秀吉の妻ねねの菩提寺である高台寺月真院を会場とさせていただき、第1部に寺前浄因氏(高台寺執事/岡林院・月真院住職)、第2部に寺島塾長が講義しました。
第1部では寺前執事より、仏教の本質、仏教界の現状、高台寺の拝観事業、寺院運営と会社経営の関連性等について講義をいただき、第2部では寺島塾長より、寺前執事、高台寺との縁が紹介され、会場となった高台寺月真院の歴史性(水戸の尊王攘夷思想を持った伊東甲子太郎(かしたろう)及び15人の新撰組脱退者で組織された高台寺党の本拠)、寺島塾長の歴史観、宗教観等が語られました。さらに、寺島塾長は、石橋湛山賞を受賞した『新経済主義宣言』(新潮社・1994年)で論じていることとして、議員定数、議員に係るコストの削減を通じた政治の極小化が究極の政治改革であること、また、金融資本主義の肥大化(マネーゲーム)の末路について参加した塾生と共有しました。
講義後には高台寺茶寮にて、寺島塾長、寺前執事、そして塾生同士の活発な意見交換・懇親会が行われ、京都での講義が終了しました。

※ 寺前執事は外国人、留学生を招いた禅の普及などに努めています。詳細については、高台寺公式サイトhttp://www.kodaiji.com/index.html をご覧ください。
 

 


 

<第1期寺島実郎戦略経営塾・第5回講義>
  第1部講師:池森 賢二 先生(株式会社ファンケル名誉会長)
  第2部講師:寺島実郎 塾長
  2012年3月27日(火) 会場:寺島文庫ビル

  2012年3月27日(火)、寺島文庫にて第1期寺島実郎戦略経営塾第5回講義が開催されました。今回は株式会社ファンケル名誉会長で、寺島文庫理事も務める池森賢二氏を講師に迎え、「心の経営」をテーマに講義頂きました。
 池森氏は、「不」の解消が自身のビジネスの原点であり、不安を安心へ、不満を満足へといった「不」のつく事柄を解決することにビジネスチャンスがあると述べ、化粧品事業を始めた当時の経験を塾生と共有しました。当初、防腐剤を含む化粧品による皮膚トラブルが多発していたものの、化粧品業界では防腐剤を含まない無添加化粧品に対し否定的な意見が多かった中、「不」を解消する哲学を貫き、無添加化粧品の販売を続け、次第に社会から評価され、ファンケルの業績を伸ばしてきた実績に触れ、業界の常識を変えるのは異業種からの参入者であり、既存の常識にとらわれない新しい発想が重要であると伝えました。
 また、新規事業として誕生したアテニア化粧品、サプリメント、青汁、発芽玄米誕生の経緯を紹介し、業績堅調時にこそ企業業績に大きな影響を与えない範囲(失敗しても企業業績に大きな影響を与えない範囲)で新規事業に投資し、企業が常に抱える倒産エネルギーに反発することが業績拡大の上で必要であると述べました。さらに、これらの利益を伴う事業のみでなく、利益を伴わない事業として自身及びファンケルが実践している社会貢献活動についても、企業の好感度・ブランド価値向上、社員教育の上で不可欠であると語りました。
 最後に、自身の今後の目標として増加傾向にある日本の医療費の削減を挙げ、「病人をつくらない」「人を病気にさせない」という理念の下、予防医療を行う「健康院」構想(2013年本格稼働)を紹介し、40歳超の人間ドック無料化等、日本の医療費削減の解決法について説明しました。
 講義後は、活発な質疑応答がなされ、第2部の寺島塾長講義へとバトンタッチしました。その後、文庫Caféみねるばの森での懇親会は寺島塾長の乾杯で始まり、リラックスした雰囲気の中、池森氏、寺島塾長、塾生との交流が行われました。



 ・池森賢二氏著書(共著)  「あなたを病気にさせない予防医療」(幻冬舎2012年1月27日発行)
 ・通信販売の株式会社アイフォーレは、池森氏のもと2012年4月1日に再スタートしました。 
  (旧社名:いいもの王国)URL: http://www.iimono-059.jp/shop