寺島文庫

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2014年第37号より2013年第32号より

【多摩大学 「社会工学研究会(インターゼミ)」のご紹介】

 毎週土曜日、寺島文庫ビル3階にある多摩大学サテライト教室には、多摩大学の2学部と大学院から34名の学生が集まります。彼らは「社会工学研究会(インターゼミ)」のメンバーであり、寺島学長をはじめ13名の教員の指導を仰ぎつつ、5班に分かれてそれぞれのテーマを研究しています。
 各班は1年間を費やしてフィールドワークと文献研究等を行います。昨年12月には研究発表を行い、現在は最終論文を執筆中です。インターゼミは、外部専門家や関係者とも連携しつつ、世代を超えて熱い議論を重ねていく「創造的問題解決能力」の鍛錬の場といえます。(執筆協力・多摩大学学長室 高野智氏)

【2013年度 各班のテーマ】
・アジアダイナミズム班
  「日本とユーラシアの交流―飛鳥寺を手掛かりに―」
・多摩学班
  「『三多摩壮士』はなぜ生まれたのか?-自由民権運動にみる多摩のDNA-」
・サービス・エンターテインメント班
  「顧客・従業員満足度に関する考察―多摩大生が企業を選ぶ際に最重視すること-」
・地域班
  「湯河原の地域活性化―介護者うつへの提案」
・環境・エネルギー班                     
「スマートユニバーシティ構想―環境を考える学生の育成、地域への発信と貢献-」

※各班の最終報告は多摩大学ウェブサイトに掲載予定。 
 



【多摩大学と帝塚山大学による大学間連携】
     
 
 2010年に多摩大学と帝塚山大学が「学術交流に関する包括協定」を締結以来、学生の交流が活発に行われています。2013年10月28日・29日には、多摩大学インターゼミ・アジアダイナミズム班(金美徳教授、バートル准教授と学生6名)と、帝塚山大学(鷺森浩幸教授、清水昭博准教授と学生4名)の両校で合同ゼミ「東アジアのなかの飛鳥寺」を初開催しました。
 多摩大学からは「日本とユーラシアの交流-飛鳥寺を手掛かりに-」、帝塚山大学からは「吉川真司『飛鳥の都』について」と題し研究成果の報告がなされました。さらに多摩大学インターゼミ・アジアダイナミズム班は、飛鳥寺をはじめ多くのフィールドワークを実施、実際に自分の足で古代にアジア・ユーラシアとの交流が行われた地に立ってそれぞれ想いを馳せていました。今後も同様の合同ゼミが実施される予定です。
 ※詳細な活動報告は、多摩大学・帝塚山大学の公式ウェブサイトをご覧ください。



【帝塚山大学 特別公開講座】

 
 2013年11月29日(金)、大阪商工会議所国際会議ホールにて、帝塚山大学特別客員教授を務める寺島実郎を講師に迎え、「世界の中の日本 - 我々はどこへ進むべきか」をテーマに特別公開講座が開講されました。毎回多くの聴講者にご参加いただき、特別公開講座としては今回で8回目となりました。次回は2014年度前期の特別公開講座として2014年6月14日に開講予定です。
※募集要項等は、帝塚山大学公式ウェブサイトに掲載されますので、是非ご覧ください。(http://www.tezukayama-u.ac.jp/